博物館に60年間保管の化石、ブラジル最大の恐竜と判明(リンク元:AFPBB News) 発見当時、研究者らはすぐに何か大きなものを見つけたとすぐに気づいたが、 その大きさを解明できる専門家も資料もなかったため、 化石はその後60年間、リオデジャネイロの地球科学博物館の保管室に放置されていた。 過去数年間にわたる研究の末、「Austroposeidon magnificus」は ブラジル最大の恐竜であることが確認されるとともに、その化石が6日、初めて一般公開された。とのこと。つまり、この60年間の間に恐竜の化石から、その大きさや生態を研究する技術の制度が 上がったことを証明してくれるニュースとなりました。 脊椎骨、つまり、脊椎(一般的にいう「背骨」)の一つ一つを構成する骨が、 一つで電子レンジほどの大きさがあったということなので、その大きさが相当のものだったと想像できます。 60年後に大きな発見をもたらした恐竜の骨の化石は、偶然に工事現場で見つかったもの。 私たちの身近にも、まだまだ恐竜の化石が眠っているかもしれませんね。 また今回見つかった「Austroposeidon magnificus」は、ティタノサウルス類の特に巨大な新種ということで、 このところは世界で竜脚類に関する発見や研究発表が相次いでいると言えます。 また、海外サイトですが [Paleontology • 2016] Austroposeidon magnificus • A New Giant Titanosauria (Dinosauria: Sauropoda) from the Late Cretaceous Bauru Group, Brazil こちらのサイトには、「Austroposeidon magnificus」の、予測される生態の様子や、 見つかった脊椎骨が背骨のどのあたりに位置するのかなどのイラストも描かれています。
国内最大の恐竜の化石は、博物館に眠っていた!?
ブラジルで、国内最大の恐竜の化石が発見されました。
発見場所は……、なんと、博物館の保管室!?
化石自体は、もう60年も前に見つかっていたということですが……、