第5回「丹波・山南地域づくりフィールドワーク」・発表!!
7月3日、兵庫県立大学の講義「丹波・山南地域づくりフィールドワーク」の5回目の授業
が山南スタジオで行われました。
今年度最後の授業である今回は、学生たちが地域振興のアイデアを披露する発表会を開催。
近隣の住民の方を始め、県民局や市の職員の方など、13名の来客がありました。
発表会は、学生さんたちが「けーたん」と「カントリービーンズ」の2つの班に分かれて
発表を行い、1つの班の発表が終わるごとに来客者から質問を募るという形で進行。
最初に発表を行ったのは、「けーたん」
「地域内に良い施設や史跡が存在するのに、転々としていて観光しにくい」
という問題点に対し、「けーたん」が提案したのは、
各名所をつなぐシャトルバス「ちーたん号」の運行!!
ちーたんグッズなどの利用者特典や、平日は地域の人が利用できる
福祉目的コミュニティーバスとして運行するなどの案が出されました。
また、食事をする場所が少ないという問題点に対しては、
恐竜弁当より、もっと安くて手ごろな「ちーたん弁当」の開発が提案されました。
次に発表を行った「カントリービーンズ」
「けーたん」も取り組んだ地域の観光面での問題点に対して、
地域内を巡るサイクリングを提案!!
地域の史跡を記したサイクリングマップの作成や、商店街の空き店舗を
休憩所として活用するなどアイデアが出されました。
また、商店街の空き店舗の活用や、空いている田畑を利用して農業学校を開くなど、
働きたい若者を対象にした提案もありました。
それぞれが発表を終えるごとに、参加者からたくさんの質問が投げかけられ、
会場は大いに盛り上がりました。
丹波市の高階課長は、「けーたん」が考案した「ちーたん弁当」を例に挙げ、
「ぜひ、検討したい」とおっしゃっていました。
学生さんたちのアイデアが、町の活性化に活かされると良いですね。