恐竜って、なんですか?

「恐竜」は、中生代の三畳紀……今から約2億3000万年前に現れ、 約6550万年前の白亜紀に絶滅した「は虫類」のひとつです。 最初は上の絵のように、40cmくらいの人より小さい恐竜もいましたが、 時代が進んでジュラ紀になると、全長30mにも及ぶティタノサウルス、 全長14mに及んだティラノサウルスなどのように巨大なものも現れました。 体の形も最初はよく似ていましたが、住む場所や気候、生活のしかたに よって、いろいろな形に変化していきました。 この「恐竜」という呼び方は、外国で使われている「ダイノサウリア」という 単語を日本語に直したものです。 この「ダイノサウリア」とは、今から約150年前、当時は「巨大化したトカゲ」 と考えられていた恐竜が、他のは虫類と違う特徴を持っていることを発見した イギリスの古生物学者リチャード・オーエンによって付けられた呼び名です。