川代渓谷ウオーキングツアー開催!
丹波県民局で進められている「丹波地域恐竜化石フィールドミュージアム構想」を推進する事業の一つとして11月22日(日)に「太古の篠山層群を巡る 川代渓谷ウオーキングツアー」を実施しました。
当日の参加者22名がJR下滝駅に集合し、
想い想いの名札を作って、
いよいよ、出発です。
まず最初に広田のつり橋を渡り、上流の農業取水井堰に見られる篠山層群の貫入岩の説明を受けました。
次に立ち寄ったところは、丹波竜化石の発掘前に龍の頭の形をした岩(龍塊岩)が境内から出てきた説宗寺です。
お寺の住職からその経緯と説話をいただきました。
そのあと今回のウオーキングツアーの最大の見どころとなる化石発掘現場に立ち寄りました。
現場では、化石発見者の村上茂さんから当時の様子や丹波竜化石について詳しくお話をいただきました。
元気村かみくげや実物大丹波竜モニュメントを見ながら
昼食場所の川代公園に到着です。
午後は、川代の渓谷美を楽しみながら県道篠山山南線を東進し、
川代トンネル工事現場付近では、小学生が恐竜の歯の化石を見つけた場所の説明を受けました。トンネル内からも篠山層群の岩石が掘り出されており、新たな化石発見に期待が寄せられています。
川代ダムの橋は「メロディ橋」と呼ばれていて、欄干を叩くと「茶摘み」と「デカンショ節」のメロディが楽しめます。歩きながらリズムよく叩くのは少し難しかったようです。
出発から4時間半かけてゴールの丹波並木道中央公園に到着しました。当日はお天気もよく、コースも上りだったため、みなさんいい汗をかいてのゴールとなりました。
最後に全員で記念写真を撮り、参加者にはアンケートを提出していただきました。当日の結果や意見は今後のツアーに活かしていきたいと思います。