岡山理科大学で「恐竜研究最前線」開催!
今年の4月から岡山理科大学に「恐竜・古生物学コース」が開設されたことを知っていますか。
岡山理科大学では、創立50周年とコース開設を記念して「恐竜研究最前線(落語で学ぶ恐竜)」が開催されました。
当日は、林家染ニさんによる「恐竜RAKU・GO」に始まり、国立科学博物館 真鍋研究主任と北海道大学総合博物館 小林准教授の恐竜談話の講演がありました。
二人の講演では、恐竜は二足並行歩行で進化したこと、アラスカ地方の化石からみられる恐竜の生活形態などを化石の研究結果から分かりやすく説明していただきました。
どちらの講演でも日本有数の化石発見地として「篠山層」群や「丹波竜」についての説明があり、篠山層群の持つ資源の重要さも再確認しました。
協議会も同講演会にも参加し、開設された「恐竜・古生物学コース」に丹波竜フィギュアを贈呈しました。学術的な価値を有するフィギュアは今後の授業でも活用され、学生たちが篠山層群や丹波竜に興味を持ってくれることを期待しています。
また、講演者にもフィギュアを贈呈し、今後の活動に活用してもらえるようお願いしました。
小林准教授は、昨年9月から発掘作業の始まった北海道のむかわ町穂別の恐竜発掘研究にも参加されています。
既に30%の化石が発掘されており、丹波竜と同じように1個体の固まった恐竜化石としての今後の研究成果に期待がもたれます。