上久下で宿泊研修 化石や自然史学ぶ 龍野高校

龍野高校 総合自然科学コース1・ 2年生
 龍野高校 (たつの市) 総合自然科学コースの1、2年生10人が26~27日(平成25年)、 恐竜化石が発掘された山南町上滝の発掘現場などで「自然史入門」と題した合宿研修を行った。 地元の上久下恐竜の里づくり協議会と兵庫県立大学の主催。 上久下地域では、 恐竜化石という地域資源を生かし、 学生をターゲットにした地学や自然科学プログラムを提案し、 地域活性化につなげられないかと構想を練っており、 今回の学生受け入れをその足がかりとする。 龍野高校 総合自然科学コース1・ 2年生  生徒たちは、 県立大学の講師とともに丹波竜化石工房ちーたんの館や化石発掘現場を訪ね、 篠山層群や地層について学んだ。 恐竜化石発見者の村上茂さん、 足立洌さんの講話も聞いた。  同校の島津佑輔君 (2年) は、 「中学時代に福井県の恐竜博物館に行き、 古代の世界に興味を持った。 実際に化石を掘った人と同じ場所に立つことができ、 すごくいい勉強になっている」 と声を弾ませていた。

丹波新聞より)