「カエルにびっくり」 西紀北小 化石発掘を体験

西紀北小化石発掘体験
化石を発掘しようと、 懸命に石を砕く児童たち=篠山市本郷で
 西紀北小学校の6年生10人が13日、 同校で化石発掘体験を行った。 児童たちは石を金づちで砕いては、 1mmほどの化石のサインを見つけようと懸命に目を凝らしていた。 カイエビやカエルの一部の化石を3つ見つけたが、 ほとんど化石は見つからず、 発掘の難しさと楽しさを味わった。 [caption id="attachment_5745" align="alignnone" width="216"]西紀北小化石発掘体験 化石を発掘しようと、 懸命に石を砕く児童たち=篠山市本郷で[/caption]  児童たちは、 丹波市山南町の丹波竜の化石発掘現場から採取した石を、 金づちで細かく砕いて、 その断片の化石を探した。 化石らしきものがあると、 篠山市化石保護技術員の奥岸明彦さんがルーペで確認。 ほとんどが石や、 石が割れた跡、 炭だった。 それでも児童たちは、 化石を発見しようと、 何度もあきらめずに石を砕いた。  いずれもカエルの一部を発見した、 湯田セリカさんは 「カエルが見つけられて本当に良い気分」、 細見佳世さんは 「まさかと思ったけれど、 カエルと分かりびっくりした」、 カイエビを見つけた橋本昂汰君は 「化石が見つけられて良かった」 と話した。

丹波新聞より)