ひょうご恐竜化石国際シンポジウムにて
3月16日・17日と国際シンポジウムがありました。
2日目の17日は・・・
化石発掘の現場がある丹波市山南町での開催です!
たんば恐竜・哺乳類化石等を活かしたまちづくり推進協議会は
ひょうご恐竜化石を利用した事業の取組みである
「恐竜カルタ」や協議会の取組みパネルの展示をしました。
また、恐竜関連の本や、恐竜フィギュアも展示しました。
他団体は
↑大きなタペストリーや
↑篠山層群のことがわかるマップテーブル
他にも大学の研究発表や、恐竜に関するパネルも
多数展示されていました。
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当日は、老若男女の方々が
展示を見に来てくださいました。
ありがとうございました。
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国際シンポジウムメインの会場やワークショップも賑わっていました。
■サイエンスカフェ
「篠山層群の化石から白亜紀の生物を復元する」
平成24年度から25年度までの2ヵ年をかけ、丹波市を中心に、
篠山層群から発見された恐竜などの脊椎動物の復元作業を行っています。
そのうち、平成24年度の復元画、復元模型が完成しました。
それらの報告をするとともに、国内外の復元について語ります。
(国際シンポジウム講演要旨集より)
16日に人と自然の博物館で講演を行った
国内外、兵庫県内外の学識者も加わり、
英語でのやり取りや、専門家同士のやり取りを肌で感じることが出来ました。
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■ワークショップ
「恐竜復元画を描こう!」
太古の地球には恐竜という生物が存在していました。
世界中で産出している多くの恐竜化石は、
私たちにその存在や姿を伝えてくれます。
ワークショップでは、プロの漫画家の指導のもと
恐竜の復元画を描きます。
(国際シンポジウム講演要旨集より)
参加者層は子どもから大人まで事前申し込み(30名定員)された方々です。
無料でプロの恐竜関連の作品を描かれてきた漫画家から教われる素敵な機会でした。
ホワイトボードに描かれていく絵は引き込まれそうになりました。
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■フォーラム
「恐竜化石を活かした地域づくりフォーラム」
恐竜化石発掘の成果を地域づくりに活用する方策について様々な視点から議論を行います。
特に地域における持続可能なまちの活性化につなげていく方策について、これまでの成果を振り返るとともに、関連する取組みや地域外との連携も含めた今後の展開についての方向性を共有することを目的とします。
基調講演では、進士五十八より地域の個性を活かし、市民力や多様性の観点からのまちづくりの魅力や必要性についてご紹介いただきます。また、パネルディスカッションでは、地域内外の様々な分野でご活躍されている方々よりこれからの地域づくりに必要な視点や今後のほう国政について闊達なご議論をいただきます。
(国際シンポジウム講演要旨集より)
当日は、恐竜化石を活かして
「地域」でまちづくりをしている事例を勉強するために
他県からの参加者もいらっしゃいました。
丹波地域が行っている事例を参考に勉強に来られること
誇りに思いました。
これからも恐竜を活かしたまちづくりをする方向性に誇りを持って
推進していきたいです。
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■体験
「化石発掘体験会」
丹波市山南町上滝では、六次にわたる大規模な恐竜化石発掘調査が行われています。
その結果、これまでに竜脚類を主とするかすうの恐竜化石、またカエルなどの小型脊椎動物化石が産出しています。調査とともに多数に化石が含まれる岩塊が発生しますが、発掘期間中にすべてを調査することが出来ません。化石発掘体験会では、皆さんにそれらの岩塊から実際に化石を発見する両差に参加してもらいます。
(国際シンポジウム講演要旨集より)
テントの下で行われました。
小さいですがたくさんの方が参加されている様子が見られます。
ちなみに普段は篠山市(並木道中央公園、他)や丹波市(元気村かみくげ、他)のいろんな団体が実施しています。
今回体験できなかった方々も是非、1度挑戦してみてください!
1億1千年前の岩に触れるチャンスです!!
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今年も無事に国際シンポジウムが終了いたしました。
ひょうごの恐竜化石がこれからも外部に知ってもらえること期待しています。