平成２４年度たんば恐竜・哺乳類化石等を活かしたまちづくり推進協議会 総会を行いました。 当協議会は、兵庫県篠山市・丹波市にある篠山層群で発掘された 多くの化石（恐竜化石や哺乳類化石など）を活かし、まちづくりを進めています。 また、篠山市・丹波市の両市をつなぐ協議会でもあります。 構成員は   会長　中瀬勲氏 副会長　樋口清一氏 副会長　大木豊氏 そして   60団体（企業・各種団体・自治会・NPO・行政等）です。 ・   総会内容としましては、 平成２４年度に行いました事業報告と会計決算見込み報告 平成２５年度の事業計画と会計予算の協議です。 報告については、パワーポイントで写真等を見て頂いた他、 会議室外で、ディスプレイを致しました。   まず、   各小学校、幼稚園、公共施設に配布した「恐竜カルタ」 恐竜カルタ展・恐竜カルタ大会の開催で いろんな方々に恐竜カルタをPRしました。 今後このカルタが 地域の子供たちを中心に「恐竜が発掘された地域に住んでいるんだ」 と強く認識出来るようになるツールになることを期待しています。 ・・・・・・・・・・・・   丹波焼で恐竜を作る事業。 発掘された地域と少し離れた篠山市今田町にて この事業は開催されました。 一部地域が盛り上がるだけでなく、両市全体で意識が高まることを これからも期待します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   恐竜パンと 恐竜クッキーです。 ともに現在販売が進んでいます。 就業意欲や経済効果を願っています。 お土産として人気が高まりつつあると話も聞いています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 当協議会の事務局がある（公財）兵庫丹波の森協会 （丹波の森公苑内）に、恐竜に関する図書を設置しています。 また、いつでもご覧ください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 総会の後に、 NPOコウノトリ湿地ネット代表の佐竹節夫氏に講演をして頂きました。 演題は「コウノトリと共生する地域づくり」 コウノトリの生態や コウノトリの絶滅危機に至った経緯 そして現在なぜ復活したのか、またそれにまつわる地域の働きかけなど お話しいただきました。 恐竜とコウノトリでは 大きく違うところがたくさんありますが、 地域で取り組む姿や、ポストカードや広報の出し方など 勉強になりました。ありがとうございました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 平成２４年度は、協議会のあり方を改めて考える機会が多い年度でした。 平成２５年度以降、たんば恐竜や哺乳類化石が両市に浸透し、 篠山市・丹波市両市がますます元気になれることを目指し努めます。