報告・竜と獣の道学「県外バスツアー」

10月20日(土)21日(日) このバスで篠山→石川県・福井県まで移動しました! 篠山層群の発掘ボランティアの方や、恐竜に興味のある方で 竜と獣の道学「県外バスツアー」を実施しました。 参加者13名・帯同者4名、計17名による旅の始まりです。 ・・・・・・・・・ 福井県は恐竜を非常に押しているのか、 道にはいろんな恐竜にあやかった物がたくさんありました。 写真の恐竜モニュメントは 「和紙」で出来ているそうです。 他にも交差点に恐竜のモニュメントが場所案内していたり、 「恐竜渓谷」なる標識があったり・・・ 丹波・篠山も参考に出来たら・・・負けてられません! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さて、最初の見学スポット!「桑島化石壁」 「上の写真の緑のところは古道で、 この古道より下は普段ダムで水がたまっています。 しかし、ここで最初に発見された化石は、 このダムの位置。みなさん、恵まれています!」 と、お話くださったのは、 石川市白峰化石調査センター薗田哲平研究員。 この日1日お世話になりました。 親しみやすくわかりやすい説明ありがとうございました。 説明いただいた後、対岸から見た化石壁のふもとに行きます。 ここからはヘルメット着です! この写真の右側にあるトンネルが「ライントンネル」 このトンネルを作るときに掘った岩を調査しているそうです。 左側が先ほど対岸から見た化石壁。右肩下がりに地層が傾いています。 このことから、トンネルのどの辺りの岩がどの時代なのかがわかるそうです。 トンネルを越えて、化石壁ふもとにやってきました。 この写真の道は昔、村と村を繋ぐ道だったそうです。 化石壁から風化した岩が頭上から落ちてくるそうです。 落ちてくる岩には化石が含まれています。 しかし国指定の場所だから、許可の無い持ち帰りや破損は禁止! 普段は立ち入り禁止の場所だそうです。 含化石岩をそっと手にとって観察することが出来ました。 国指定天然記念物「手取川流域の桂化木産地」 草が生えているところが桂化木跡だそうで 根っこまで観察することが出来ました。 赤褐色のところが植物があったところだそうです。 この岩の中腹、上のほうに何か埋まっています。 当時の川原の岩だそうです。 トンネルの中を歩いて向かいました。 このトンネルの中の岩を発掘調査しているようです。 と、いうことはこの中はちょうどその時代の地面と言えます。 まさにタイムスリップした気分になれますね。 白峰化石調査センターに戻ってきて、 現地の化石や含化石岩を見せてもらいました。 黒いところが化石だそうです。 クリーニング室を見た後、資料室にて 貴重な資料を見せていただきました! 今、同センターに無いものをパネルで解説くださいました。 写真左側が現地スタッフ組。写真右側が丹波篠山組。 今から、現地の化石発掘に参加させていただきます。 まずは、全員一人ずつ自己紹介。 現地スタッフの中には小学生もいました! さあ、みんなで化石発掘再スタートです! クロウトから初心者まで、発掘体験に参加したメンバーは 様々でしたが、どんどん化石が出てきました。 黒色が植物の茎の化石だそうです。 ぱっかり割れて出てきました。 貝の化石が綺麗に発掘されました。 丹波の岩より固めだったそうです。 同じ発掘でも、地域によっての差を感じることは楽しそうでした。 当時の植物の化石や貝などがどんどん出てきて、 本当にここには恐竜たちがいたんだ!と現実味を感じました。 夜は白峰化石発掘スタッフの方もきてくださり、 交流を深めました! これからも、どうぞお付き合いが続きますように。 2日目は、「福井県立恐竜博物館」です! この博物館は、とても大きく 迫力のある演出が施されていました。 リアル感迫力たっぷりに動く展示や かわいらしい瞬きをする展示。 2枚の映像の間に立つと・・・ たちまち恐竜の時代にタイムスリップしたような 感覚になる展示。 すっかり世界観にのめり込んでしまいました。。。 そんな中、 三枝先生による解説付きで 巨大なレプリカの行ったり来たりしながら 博物館を見学しました。 最後に記念撮影をしました。 もう1枚! みな無事に楽しい旅を終えることが出来ました。 新しい刺激があったと思います。 ぜひ!篠山層群の活性化や周辺まちづくりや地域活性に 繋げていただけたら幸いです。。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 以下、写真ギャラリーです。   [gallery columns="1"]