ちーたんの館 1st Anniversary Festa 後編
ちーたんの館1周年記念祭レポートの後編は、やまなみホールで行われた
3D映画上映とシンポジウムの様子を紹介します。
3D映画「Waking The T-REX」は、なんと今回が日本発公開!!
現在、アメリカ・フィールド博物館で展示されている史上最大のT-REX「スー」の
一生を、発掘や復元にかかわった人物のコメントを交えながら語るという内容で、
4回にわたって上映されました。
シンポジウムでは、昨年のちーたんの館オープンイベントにも参加された、
平山廉先生(早稲田大学)
三枝春生先生(県立人と自然の博物館)
所十三先生(漫画家)
渡部真人先生(林原生物化学研究所古生物学研究センター)
という豪華メンバーが「恐竜との出会いとその魅力」について語り合いました!
平山先生ら研究者のお三方は、幼いころから恐竜に興味があったそうで、その
きっかけとなったゴジラなどの怪獣映画や、よく読んでいた恐竜の本の話を通
して、恐竜の魅力を熱く語られました。
所先生が恐竜に興味を持ったのは、大人になってからで、恐竜の模型と塗装の参考に
買った図鑑がきっかけだそうです。
当時、大恐竜博などの恐竜熱を高めるイベントが開催されていたことも理由の一つと話されました。
また、恐竜研究の現状や篠山層群での発掘状況などの話もあり、平山先生は、
「今後、国内で見つかる恐竜の種類が増える可能性が高い」と話されました。