技術評論社の<知りたい!サイエンス>シリーズから、ミリ単位の小さな化石を紹介する新刊『ミクロな化石、地球を語る ~微化石に刻まれた絶滅と再生~ 』が発売されました。
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丹波竜発見者の足立さんも、きっかけは「サンドパイプ」を探していたことだったそうです。サンドパイプというのは、当時の虫などが這ったあとが化石となったもの(生痕化石)ですが、それを探していたところ、恐竜化石を見つけてしまったというわけです。
恐竜も夢がありますが、そんな小さな化石に魅せられる心にもまた、魅かれます。
出版社サイトにある、本書の説明文を紹介します。
微化石とは,微細な化石のこと。一つひとつは小さく目立たないが,さまざまな場所から無数に発見できるのが特徴だ。そんな彼らをつぶさに調べると,生物と地球の歴史について,実にいろいろなことがわかってくる。
天体の衝突と絶滅は同時の起こったのか? 日本海は巨大な淡水湖だったのか?微化石が記録する過去・現在を紐解きながら,地球について語り尽くす。学問的に大きな足跡を残しながらも大型化石の陰に隠れてがちな微化石。
その魅力に存分に触れてみよう。