長らく見かけられず、絶滅の可能性も指摘されていたカエルなどの両生類3種類がまだ生きていたことを、国際調査チームが発見しました。
「幻の両生類」3種再発見 サンショウウオやカエル
1941年を最後に確認されていなかったメキシコのサンショウウオや、67年に目撃されたのが最後だったコートジボワールのクサガエルの一種など、計3種の「幻の両生類」の生息が、国際調査チームによって確認された。
国際チームによる発表資料は下記です。それぞれの写真が掲載されています。
Making a Splash – "Extinct" Amphibians Rediscovered After Decades Lost to Science
このプロジェクトでは、探索中の両生類の一覧を公開し、参加者を呼びかけていました。
Frogs, toads, newts, salamanders and caecilians
カエルの全身骨格化石が発見された丹波に住むものとして、また、今も田んぼでカエルのお世話になっている身として、現存のカエルの行く末が気になります。3種はなんとか生き延びていました。その他の種はどうでしょうか。
田植えの時期にはうるさいとも思ってしまうカエルの鳴き声ですが、それらが聞こえなくなった田んぼは、怖ろしいものです。「沈黙の春」が訪れませんように。