実は3千万年も新しかった 化石発見の篠山層群 カエルの全身骨格の化石が見つかった篠山層群下部層の年代が、これまでの推定より3千万年ほど新しいとみられることが兵庫県内の研究者らの調べで分かり、県立人と自然の博物館(三田市)は5日、年代の目安を「約1億1千万年前」として発表した。今後、数十万年の誤差で年代が特定される可能性があり、同館では「恐竜時代を探る上で、篠山層群は世界でも重要な場所になる」と期待を込める。この3000万年の違いがどのような意味を持つのか、素人にはわかりづらいところですが、今後、サイエンスカフェなどの機会を見て尋ねてみますね。とにかく、正確な年代がわかることそのものが、学術的に意義深いことだそうです。 篠山層群の年代については、下記論文参考に。
貝形虫およびカイエビ化石の生層序とジルコン-フィッション・トラック法に基づく篠山層群の年代の再考