「プレデターX―最強の肉食恐竜を追え!」前・後編 2007年。オスロ大学自然史博物館の古生物学者、ヨルン・フールム博士は、ノルウェー領のスバールバル諸島で、いくつかの骨のかけらを発見。それを持ち帰って分析したところ、なんと1億4700万年前のものだと判明した。その骨が巨大な生物の骨格の一部だと直感した博士は、再び調査を開始する。はたして、史上最大の海の肉食恐竜とされるプレデターXの謎は解き明かされるのか・・・?ヒレで海を泳いでいたようですから、「直立歩行をする」という恐竜の定義にあてはまらないし、正確には爬虫類でしょうね。もっとも、日本では海の爬虫類も「恐竜」と呼ぶ人が多いですから(某有名アニメ「○○太の恐竜」もそうでした)、まあ、これはテレビ風演出の愛嬌として、内容はしっかりしたもののようです。 話は変わりますが、この舞台となっている「スパールバル」って、絶滅したときのために、さまざまな植物の種を保管する「ノアの箱舟」のあるところですよね。絶滅した恐竜との符号が、心にとまりました。
BS朝日で「最強の肉食恐竜」の番組
BS朝日で、8月2日(月)と3日(火)、前後編に分けて、恐竜(正確には海の爬虫類か)発掘を取り上げた番組が放映されます。