財務省北陸財務局から、「福井県における“恐竜” ブランドの展開と今後への期待について」と題した調査レポートが発表されています。
福井県における“恐竜” ブランドの展開と今後への期待について(PDF)
入館者数や、経済波及効果の試算結果も出されていて、丹波での取り組みにも大いに参考になりそう。ちなみに、レポートに掲載されている恐竜ブランドの発信に関連する事業は次のようなもの。
・子供向けゲーム「恐竜キング」にて、フクイラプトル等のカードが追加され、同カードには県立恐竜博物館の写真を掲載(2007年)。
・衣料ブランド「ユニクロ」にて、フクイラプトル等をデザインした子供向けTシャツを企画。同Tシャツには、県立恐竜博物館のタグを添付(2009年)。
・旅行サイト「楽天トラベル」内で恐竜王国ふくいPRページを開設、観光PR及び宿泊商品の販売等を行う(2009年)。
・大阪市のテーマパーク「ユニバーサルスタジオジャパン」にて、フクイラプトルの全身骨格を出張展示(2009年)。
・JR中央線で、1ヶ月間、東京-高尾間に「恐竜ラッピング電車」を運行(2009年)。
ジオパーク登録もされており、恐竜発見地の先輩として、学ぶところ多し。
なお、たんば恐竜・哺乳類化石等を活かしたまちづくり協議会が兵庫県立人と自然の博物館の協力を得て開催する「竜と獣の道学」セミナーでは、10月の回で、福井県立恐竜博物館へのツアーを予定しています。