北近畿みらいシンポジウム レポート①
6月19日、丹波の森公苑で「北近畿みらいシンポジウム」が開催されました。
「北近畿みらい」とは、北近畿の活性化を目指し、観光振興や人材育成等の事業を、
兵庫県や京都府の枠を超えて行う事を目的に、昨年10月に設立したNPO法人。
今回のシンポジウムには、当協議会を含め、北近畿でまちづくりを行っている団体や
行政関係者を中心に100人近くの参加者が集まりました。
最初に、北近畿みらいの四方八洲男理事長と来賓の方々によるあいさつがあり、その中で、
「1年目は行政が手をつないだ。今後は地域の人たちの交流、内容のある連携を目指す」
など、今後の方針についても語られた。
続いて行われたのは、成美大学学長の戸祭達郎氏による
「日本を支える 北近畿・域内交流」と題した基調講演。
域内交流とは、買い物や外食、病院への通院など、地元の人が地域内で行う活動や交流のこと。
例えば、北近畿地域の住人約70万人が週1回域内を交流移動すれば、年間約4000万人近い
移動があることになり、地域の活性化に多大な効果が期待できるという。
そのためには、地域の人が地元の良さを理解するが大切だと語られた。
講演の後は、「北近畿みらい事業プラン」のプレゼンテーション。
北近畿内の観光資源やスイーツ等のカタログ作成を、地域や企業と連携して行っていくとのことで、今年度は「大丹波」地域を中心に着手されるそうです。
続いて行われた分科会については、北近畿みらいシンポジウム レポート②をご覧ください。