夜の体験考(恐竜ナイトミュージアムin東京タワー)

タイトルで「考」とうたうほどはないかもしれません。ともあれ、「大恐竜展in東京タワー ナイトミュージアム」が開催されるそうです。
特別企画「大恐竜展in東京タワー ナイトミュージアム」開催決定! 「大恐竜展in東京タワー ナイトミュージアム」は、「大恐竜展」の閉場後の会場を、懐中電灯を片手に探検する特別企画です。普段展示されている様子とは一味違った、大迫力の夜の恐竜を楽しめる絶好の機会です。
最近は博物館等の夜の活用をしばしば見かけるようになりました。確かに、懐中電灯を手に展示会場をめぐるって、独特の味わいがありそうです。 丹波の場合、ちーたんの館は、夜見てもあまりおもしろくないかな。むしろ、上久下の現場周辺を夜歩くというのは、というか、それは要は普通に夜の田舎を歩くということでもあるのですが、子どもにとって、地球の真の闇を知るいい機会になりそう。 初夏には、ヒメボタル観察会でにぎわいますが、それ以外の季節、案内の仕方などを工夫して、子どもたちの記憶に残る経験を提供できるかもしれません。懐中電灯の先に照らす巨大恐竜模型はないかもしれませんが、光の中に浮かぶ竹やぶや、星空に向かってすっくと立つ木々の梢、夜の底で聞こえる川の流れる音、野生動物たちの鳴き声。月が出ていると、その月が落とす自分の影が、どれほどくっくりしているかを知るだけでも、子どもにとって重要な発見ではないかと。 で、せっかくだから、ビニールハウスの中で、恐竜の幻燈でもしますかね。霧に浮かぶ古代生物の姿に潜り込む……、とか。すみません、また妄想半分です(でも、この霧に投影する映像の活用、今ちょっと気になっています)。