「北極の海流北陸に」化石から判明 県立恐竜博物館が論文発表 ジュラ紀中期(1億6500万年前)に北極からの海流が当時は海底だった北陸に流れ込んでいたことや、多くの恐竜化石が出た勝山市北谷町周辺は白亜紀前期(1億2千万年前)に澄んだ水質の河川が流れていたことが、20日発行の福井県立恐竜博物館紀要9号で発表された。いずれも恐竜が栄えた時代の周辺環境を示す新たな知見で、今後の研究に期待がかかる。当時の環境が見えてくると、化石からだけからよりも、ぐっとイメージが広がります。論文は下記。
福井県立恐竜博物館紀要9号 2010年12月