韓国初の角竜類発見

韓国で初めての角竜類の化石が発見されました。日本初の化石は、わが篠山層群から見つかりましたが、今後、両者の関係などの解明が楽しみです!
「韓国発,新属新種の角竜類コリアケラトプス」を発見(PDF) ・コリアケラトプスは韓国初の角竜の恐竜であり,ゴビ砂漠以東では初めて正式に命名された角竜。 ・コリアケラトプスは,角竜類の進化を知るうえで非常に重要な恐竜である。 ・コリアケラトプスは,半水棲の生活をしていた可能性がある。
上記は、北海道大学総合博物館のプレス資料です。新種で、コリアケラトプスと命名されました。 約1億300万年前の化石ですが、驚かされるのは、やはりその尻尾の形状。ひれみたいになっていて、発表資料でも「コリアケラトプスも尻尾を使って泳いでいた可能性」があるとのこと。原始的な角竜類に見られる特徴ということで、角竜類の初期の生活様式への想像が膨らみます。 なんだかわくわくさせられる発見です。篠山層群から発見された角竜類は今のところ頭の部分の化石だけですが、今後の研究が楽しみになってきました。