「ヘスペロサウルス」化石で全身の骨格復元!福井恐竜博物館にて


恐竜は種類によって色んな形があります。特徴的な形の恐竜もたくさんいますが、

背中から突き出た剣のような骨、そして尾に4本のとげをもつヘスペロサウルスも、

個性的な形を持つ恐竜の一種です。

 

産経デジタルさんの記事によりますと、

福井県立恐竜博物館が、そのヘスペロサウルスの実物の全身骨格の組み立て作業を進めていて、

しかも完成間近なのだとか。

ヘスペロサウルスの実物全身骨格の展示は、世界でも初めてのことだというので、期待が高まっていますね。

 

さてこのヘスペロサウルス、いったいどんな恐竜なのでしょうか。

リンク先の記事によりますと、骨格は全長6メートル、高さ2.8メートル。中型といったところでしょうか。

 

尾に4本のとげがある、といったところから連想された方もいらっしゃるかもしれませんが、

ステゴサウルスと同じ剣竜類、ステゴサウルス科の一種です。

剣竜は、ジュラ紀から初期白亜紀の草食動物のグループ。

ヘスペロサウルスはジュラ紀後期に生息してたと考えられています。

剣竜類の背中の剣板は、熱の吸収と放出のために発達したと考えられています。

四脚歩行性のため二脚の獣脚類ほど速くなくて、ゆったりとした動きが特徴的なんですって。

 

 

アメリカ合衆国の古生物学者、ケネス・カーペンターによる、2001年の記載論文にも、

ヘスペロサウルスの記載がされているということです。

 

このヘスペロサウルスの化石が発見されたのは1986年。アメリカのワイオミング州で、

とても保存状態の良い、全身がほぼ残った形で発見されました。

本物の化石で復元された全身の骨格という点でも、今回の展示には注目が集まっています。

それでも欠けている骨などはあるので、それは樹脂で補ったということです。

 

非常に珍しい、ほぼ全身化石のヘスペロサウルスの再現展示、

一般公開が待ち遠しいですね。

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