恐竜生きた環境を復元 工房で展示


 丹波市は、 恐竜化石が見つかった 「篠山層群」 (白亜紀前期) について、 当時のようすをできる限り正確にイメージしてもらおうと、 発見された恐竜が生きていたころの姿や植物の姿を描いた生態環境復元図を作成、 丹波竜化石工房ちーたんの館 (山南町谷川) で展示を始めた。 恐竜だけでなく、 地面や植物のようすまで専門家が監修した作品。

生態環境復元図

「ちーたんの館」 で展示されている生態環境復元図=山南町谷川で

 もくもくと白い雲がたちこめる青空の下、 赤茶けた地表に、 丹波竜をはじめ、 同層群から見つかった恐竜、 哺乳類、 カエル類、 トカゲ類、 植生など、 化石が確認された全てが描かれている。
 竜脚類 (丹波竜) は2頭、 前歯の化石が見つかった獣脚類 (ティラノサウルスの仲間で毛が生えている) 2頭、 下あごの化石が見つかり、 「ササヤマミロス・カワイイ」 の学名がついたほ乳類、 全身の化石が見つかったカエル類など、 大きいものから小さいものまで13の生物が描かれている。
 復元図は成安造形大学准教授で画家の小田隆さんが手がけた。 100号で、 アクリル絵の具で描かれている。
 三枝春生県立人と自然の博物館主任研究員ら、 恐竜や両生類、 は虫類、 植物化石など、 それぞれの分野の専門家7人でプロジェクト会議を作り、 検討結果を描いた。
 このほか、 鎧竜類、 テリジノサウルス類、 トカゲ類などの復元図と骨格図も作成した。
 三枝主任研究員は、 「これまでに見つかったものだけを描いた。 調査は継続中で、 これが出発点。 さらに化石が見つかれば、 描かれる植物や恐竜の種類が増えるかも」 と話していた。

丹波新聞より)

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