篠山層群にまた、宝物が!
化石の宝庫として有名な篠山層群にまた、新しい宝物が増えました。
2007~08年に篠山市宮田で発掘された国内最古級の哺乳類化石に、地元のちなんだ「ササヤマミロス・カワイイ」と学名がつきました。
ササヤマミロス・カワイイは、全長10~15センチ、体重40~50グラムで、外見はネズミに似ており、名前のようにとても「カワイイ」大きさの哺乳類ですね。
化石は下顎の骨4点で、現在の哺乳類の進化の過程を探る貴重な手掛かりとなるようです。
2006年に発掘され、全国的にも有名になった「たんば竜」とともに、篠山層群の「顔」として多くの人たちに知ってもらえるといいですね。
兵庫県三田市の「人と自然の博物館(ひとはく)」では、カワイイの化石を6月30日までの期間限定で展示されていますので、ぜひともご覧ください。