チベット、竜脚類の足跡

ニュースウォッチ>発見・研究 2011年 2月 03日by 小橋 昭彦コメント:0

チベットで発見された竜脚類の足跡についての報告です。恐竜の「あと」が生んだ伝説について、考えさせられます。

Footsteps of a Dinosaur Deity

In 1999, construction workers creating a highway from Tibet’s Bangda Airport to Changdu County uncovered a set of enormous tracks. They had been left more than 160 million years ago by a large sauropod dinosaur, but the local Tibetan people had other interpretations. Some believed that the tracks had been left by the “Deity of the Mountains,” scared away by the noise of the construction, while others asserted that the tracks were left by King Gesar, the legendary star of one of the world’s longest epic poems.

チベットで発見された竜脚類の足跡です。後足の足跡と前脚の足跡が残したあとが、巨人の足跡のようにみえ、チベットでは長らくそのように信じられてきたそうです。論文は、発見者のXingLidaさんのサイトからダウンロードできます。

First Record of Dinosaur Trackway from Tibet, China.

ナショナル・ジオグラフィック『恐竜図鑑』には、今から3000年ほど前に、恐竜の化石をもとに中国人が竜を考え出した可能性があるという説を紹介しています。確かに、恐竜の化石が正式に記載されるようになったのはここ200年ほどのことですが、それ以前から化石は見つかってきたはずで、そうした化石を昔の人がどう解釈してきたか、またその解釈が伝説を生んだ可能性は気になるところです。

丹波市内にも、もみじで有名な岩龍寺など、龍にちなむ場所があります。恐竜と龍のつながりを考えると、それらのお寺も身近に感じますね。そしてまた、伝説は今も新しく蘇り、作られていくものでもあるのでしょう。

山南上滝の説宗寺 恐竜供養行う

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