ニュージャージー州、白亜紀の地層を探る

ニュースウォッチ>発見・研究 2010年 12月 08日by 小橋 昭彦コメント:0

毎年夏、アメリカのニュージャージー州で行われている発掘の様子を伝える記事がありましたのでご紹介。内海によって東西に分かれていた当時の北米大陸の恐竜たちを探る調査です。

N.J. State Museum dinosaur-hunting team scours Badlands for paleontology’s most-wanted

白亜紀中期から後期にかけて、北米大陸は、西部内陸海路と呼ばれる内海によって東西に分断されていました。

East of the Seaway was the subcontinent of Appalachia; to the west its sister subcontinent, Laramidia. Comparing the dinosaurs from each side of the Seaway, says Parris, “can give us an overall perspective of the development of the North American fauna evolution and extinction.”

その両岸の恐竜を比較することで、北米大陸における動物の進化を探ることができるわけです。ちなみに、ここは、恐竜以外のさまざまな化石が見つかるため、当時の生態系を探るのにもすばらしい条件が揃っているそうです。

“Dozens of other species are known from this formation — reptiles, amphibians, birds, numerous invertebrates, and even plants,” says Schein. Together these animals and vegetation provide scientists with “a complete picture of this habitat that is not often matched anywhere else in the world.”

そういえば、丹波竜が見つかった地層からも、カエルやカイエビなど、さまざまな化石が見つかっています。カエルやカイエビとも、今も近くの田んぼに棲息する生物です。当時の生態系がより具体的に描かれれば、古代と現代をつなぐよすがになりますね。

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