福井の化石に丹波竜より先に名前がついたわけ

ニュースウォッチ>発見・研究 2010年 8月 20日by 小橋 昭彦コメント:0

朝日新聞アスパラクラブの「科学面にようこそ」コーナーに、恐竜の新種の命名の舞台裏についての解説が掲載されています。丹波竜もフクイティタンに? なんてどきっとしちゃう話もありますが、さて。

恐竜「新種」決め方は?

福井県で3年前に見つかった大型草食恐竜の化石にこの6月、新種として学名がついた。フクイティタン・ニッポネンシス。「日本生まれの福井の巨人」という意味だ。同じ系統では鳥羽竜(三重県)、丹波竜(兵庫県)が先に見つかっていたのに、新種としての認定は福井県が早かった。化石の新種は、誰がどうやって決めるのか――。

けっきょくは、論文を発表して新種である証拠を述べることということですよね。

論文で新種と述べるには、世界のその他の化石との比較が欠かせない。丹波竜の場合は、研究を進めていただいている三枝先生の慎重かつていねいな姿勢が記事から伝わってきます。

三枝さんらは丹波竜がこれまでに見つかった恐竜と違うかどうか慎重に確認を進めている。過去の論文の写真だけでは詳しい特徴がわからないので、丹波竜と近そうな物は現地に行き、実際の形を見る。「骨の特徴が違うので、フクイティタンとは別種。丹波竜はたぶん新種と認められるでしょう」。今年中に確認する作業が終わりそうだという。

フクイティタンとはまた違った種だろうということで、ひと安心。丹波竜が正式に新種と認められる日を、楽しみにしています。

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