北近畿みらいシンポジウム レポート②

北近畿みらいシンポジウムの後半は、「北近畿の魅力を探る」と題した分科会。 1. ジオパークと丹波竜 2. 里山ねっとと美山町 3. 城下町アートと赤レンガ 以上、3つのテーマに分かれて事例報告や意見交換が行われました。 当協議会は「ジオパークと丹波竜」に参加!! まず、丹波竜発見者の村上茂さんから、元気村かみくげの建設、恐竜のモニュメントや大看板の 設置といった、上久下恐竜の里づくり協議会の活動についての話がありました。 また、地域新聞の発行や元気村かみくげの活動を通した地域のつながりについても語られました。 次は、山陰海岸ジオパーク協議会の三木武行専門員の報告。 · ジオパークとは何か? · 山陰海岸の特徴や発見される化石から語られる日本海形成の物語 · 山陰海岸ジオパークの活動について 以上のようなとても興味深い話が聞けました。 また、ジオパークに関しては4年に一度見直しが行われるらしく、活動の継続がとても 大切なのだそうです。 最後に行われた意見交換会。 なんと北海道から来られたという参加者の方から、 「北前船と山陰海岸の歴史を結びつければ、もっと広い範囲での活動や交流ができるのでは」 という意見が出されました。 今回のシンポジウムでは、住人が地元の魅力を理解することの必要性、地域のつながりを意識 し、それを物語にしてみることなど、まちづくりに携わる者としてとても勉強になる話が聞けました。