丹波のカエル類化石を学会で世界に発信

先日、当サイトでもインタビューに答えていただいた兵庫県立人と自然の博物館の池田先生が、ブログで学会の様子を報告されています。
丹波のカエル類化石を世界に発信! 昨年の8月に、恐竜化石が多数産出している丹波市に分布する篠山層群下部層(約1億1000万年前)から、カエル類の全身骨格化石が発見されたことを公表しました。このカエル類化石の保存状態は極めて良好で、指骨などの一部が欠損しているものの、ほぼ全身の骨格要素が揃っており、生きていた当時の様子が化石から見て取れます。このような化石は世界的のも例が少なく、カエル類の進化の過程を研究する上で極めて重要な標本です。そこで私は、この化石の産出報告とこれまでの研究成果を10月に米国で開催された米国古脊椎動物学会第70回例会で発表してきました。
発表の成果も上々ということで、これから、丹波竜を含め、丹波の化石が世界に知られていくことを期待しています。 池田先生へのインタビュー記事は以下です。
兵庫県立人と自然の博物館・池田研究員に10個の質問!