ティラノサウルスはもっと速く走った?

ニュースウォッチ>発見・研究 2010年 11月 22日by 小橋 昭彦コメント:0

ティラノサウルスの尾は、これまで推測されたよりずっと筋肉がついていて、その力でもっと速く走っていたはずという研究報告が発表されました。

T. rex tail the key to its hunting prowess

U of A graduate student Scott Persons has shown the raptor’s tail actually housed powerful muscles, which could have made it one of the fastest moving hunters of its time.

ティラノサウルスの走る速さは、これまでも議論されてきました。実は走れなくて、屍肉を食べていたのではないかという説もあります。

そうしたなか、現代のワニ類などと比較してみると、尾の筋肉が、脚を動かすときにも使われていることがわかったのです。ティラノサウルスの尾はこれまで、頭の重さに釣り合わせるためのバランスと考えられてきたのですが、脚を動かすためにも使われてきたのだとすると、走る速度の見積りも変えなくてはいけません。しかも、これまでの推定より、よりしっかりと筋肉がついていたのではないかといいます。

実は、走る速度は、足跡などからも推測されてきたのですが、水辺の泥地のような足跡の残りやすいところだと、フルスピードを出せる環境とは考えられず、そうした推測よりももっと速いはず、とも研究者は考えています。

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