現地案内とインタープリター

「茨城県北ジオパーク」事業を推進する茨城大学が、「インタープリター養成講座」の受講生を募集しています。
茨城県北ジオパーク「インタープリター養成講座」受講生募集
募集対象は「茨城県北ジオパーク推進協議会に加盟してる市町村の一般住民」とのこと。カリキュラムは10回の講義と、参加者として参加とインタープリターとしての参加の計2回の実習からなっています。講義はジオパークや実際の地域の説明が中心ですが、「安全・健康的な野外活動」「効果的な説明方法」といった講義も入っているのが特徴と言えるかもしれません。 先日、知人と話していて「リピーターとなってもらうにはインタープリターが重要」という話になりました。それが頭の隅に残っていたので、先日ふとつけたテレビで紹介されていた、エディンバラで行われている1時間半のまち歩き「ミステリーツアー」に目がとまりました。市内の「事件な場所」をめぐるツアーのようですが、途中でおばけ(役の人)が出てくるなど、参加者を楽しませる工夫があって、なるほど、ここまでしていたら、「あれおもしろかった」と、帰ってから友人にも話すだろうなと思ったことでした。これはヨークの話ですが、「ぶらり英国の旅 ゴーストハンティングの夜」で紹介されているようなツアー、それだけで観光資源ですよね。 ここまでの演出ができるかどうかは別にして、インタープリターとしては、正しい知識とともに、そのどこに着目して説明し、参加者を楽しませるか、という創意工夫が欠かせないと思ったことでした。